助け合って。
2011年03月21日/ プライベート

被災にあわれた皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。
私事になりますが、陸前高田市、女川町の親戚全員が生きていることがやっとわかりました。
2家族とも家は流されたそうです。
生きているだけで、と思いますが、今の悲惨な様子を見ていると心が痛みます。
先週から、レッスンを再開し、立ち上げから7年間一緒だった6年生8人を送り出しました。
彼らにプレゼントとした大好きな本、
司馬遼太郎さんの「21世紀に生きる君たちへ」です。
内容が、「今」にもぴったりで、
子供たちだけでなく、私たち大人にも、と感じるので紹介させてもらいます。
たくましい自己を確立しよう。
自分に厳しく、他人に優しく。
人間は、助け合って生きていく。
そのために、
「優しさ」、「いたわり」、「他人を痛みを感じること」が大切。
これらは、本能ではなく、訓練していかなくていかないよ。
友達が転んだ時、痛いだろうな、何が必要かな?と考えるところから、と。
そして、大地に足をつけて、たくましく生きていこう。
と司馬さんは結んでいます。
今、自分に出来ることを世界中の人が考えて、思いを東北へ馳せています。
こうして、人間は優しくなっていくのだろうと。
簡単にはいえないけれど、
東北の人たちは、
本当の辛さ、悲しさを体験された方々だけが得られる笑顔と優しさ、いたわりを
いつの日か世界に振りまいて欲しいと、思っています。
つたないですが、お見舞いと励ましの言葉に変えさせていただきます。
Posted by マリー at
09:50
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